脳ドック

つい先ほどまで元気であった方が、急に倒れ病院に運ばれた、「脳卒中」だった、という話を聞かれたことはありませんか。

「脳卒中」は、「がん」・「心臓病」と共にいわゆる三大生活習慣病といわれ、日本人の死亡原因の第3位になっています。脳の血管が詰まったり、破れたりして起こる病気で、たとえ命をとりとめたとしても、片マヒや失語症・認知症など重い後遺症に悩まされることも多いのが実情です。

人間ドックは、全身の健康診断を総合的に行いますが、最も重要な臓器の一つである「脳」についての検査項目はほとんどないため、脳の病気を早期に発見することは困難です。「脳ドック」とは、MRI(磁気共鳴断層撮影)・MRA(磁気共鳴血管撮影)などの最新診断装置を用い、脳の健康状態をくわしく調べる脳専門の健診です。これにより、症状の出ていない小さな脳梗塞(のうこうそく)や、破裂しそうな動脈瘤(どうみゃくりゅう=こぶ)、細くなって詰まりそうな脳・頭部の血管などが発見できます。

対象者

40歳以上の被保険者(本人)・被扶養者(家族)

補助上限額

18,000円

主な検査項目

MRI、MRA

  • ※MRIとMRAの両方を受診することが条件となります。

契約医療機関

契約医療機関

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