乳がん・子宮がん検診
乳がんは、女性ホルモンの刺激を受けてできる乳腺のがんで、30代から急激に増え始め50歳前後でピークを迎えます。
乳がん細胞は、しこりが1cmの大きさになるまでには、約15年かかりますが、しこりが大きくなるにつれ進行は早くなり、2cmの大きさになるのは、2年かからないといわれています。だから毎年のチェックが必要なのです。
子宮頸がんは、ウイルス感染が主な原因です。性交渉経験のある女性の5~7割は、感染歴があると言われています。ほとんどは、自然に治癒しますが、1~3割が感染したままになり、そのうち1割程度ががんへと進行してしまいます。
- ※検診補助は巡回バス検診、医療機関検診(スマイル健診)、個人で受診のいずれかを年1回です。
- 解説
- 手続き
対象者
被保険者(本人)・被扶養者(家族)の女性
検査方法
検診別の推奨年齢 | 検査方法 | ||
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乳がん検診 ※いずれかを選択(各検査の特徴・比較は こちら) |
40歳以上 | マンモグラフィー検査 | 乳房専用のX線検査(2枚の板の間に乳房を挟んで撮影します) |
25歳以上 | 乳腺超音波検査 | 超音波プローブを乳房の表面にあてて、超音波の反射の様子を画像で確認します | |
無痛MRI検査 | がんの有無や広がりを電磁波により撮影(筒状の機械に入り検査します) | ||
子宮頸がん検診 | 20歳以上 | 子宮頸部細胞診検査 | 医師が子宮頚部から細胞を採取し、顕微鏡で細胞を調べます |
受診方法および個人負担額
受診方法 | 個人負担額 |
受診可能な乳がん検診 |
受診可能な子宮頚がん検診 | ||
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マンモグラフィー | 乳腺超音波 | 無痛MRI | |||
巡回バス検診 | なし
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〇 | 〇 | × | 〇 |
医療機関検診 | なし
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〇 | 〇 | × | 〇 |
個人で受診 | 各5,500円まで | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |